Morris W-50 と、その弦高調整
どうも、おっさんトモです。
数年前に愛用のアコギを手放してから、たまに発症していたアコギほしいほしい病。
今回、とうとうヤ◯オクでポチってしまい、MorrisのW-50というギターを手に入れました。当時の価格で5万円のギターです。
1979年から1980年のものです。シリアルが9から始まっているので、おそらく79年製造の80年販売。公式には、シリアルナンバーでの判別はできないようです。
ヘッドにはTFのロゴが入っています。当時、WシリーズでTFのロゴが入っているものは、すこしだけグレードが高めで、オールハンドメイドでした。中級〜上級をターゲットにしていたようですが、このモデルはTFの中でも一番下のグレードです。
ボディは全て合板です。W-50でも、すこし前の年代の一部の機種ではトップにスプルース単板を使用していたモデルもあるようですが、これはしっかり合板です。
サイドとバックはハカランダの合板。ハカランダと言われても、それほど派手な柄でもなく、多少木目がうねっているかなぁと感じるくらいです。
所詮合板なので、過度な期待は禁物です。
バックは3ピースです。
中央のチェスナット(くるみだっけ?)はとても綺麗なトラ目です。今ではなかなかお目にかかれませんね。
冒頭で出しましたが、ヘッドは縦ロゴ。
この時代は、日本のあらゆるメーカーがマーチンやギブソンをコピーしていましたね。
ペグも全てオリジナルで、Morrisのロゴ入りです。
動きも問題ないですね。
指板はローズウッドに、アヴァロン貝のヘキサゴンインレイ。
すごく綺麗。ローズウッドも最近の指板の材よりよっぽど上質です。
(以前愛用していたギブソンのレスポールの指板に比べても、とても目が詰まっていて色の綺麗なローズウッドです)
まぁ、私の中でモーリスのアコギは指板を染めている疑惑があるのですが…
それは置いときまして。
届いた直後は、弦高高すぎてこれは無理!!って感じでした。当時のギターって、結構弦高が高めに設定されていて、買ってから自分の好みに調節するようになっていたのではと思います。
ネックは微妙に順反り。ボディの膨らみも少ない。とてもいい感じです。
これなら、ナットとサドル高だけで調整出来そうです。
まずはナットの調整。
プラスチックナットです。普通は、溝切りしながら一本ずつ弦高を調整します。
ただ、それは非常に面倒なので、ナット自体を削って弦高を下げました。これは、失敗できない繊細な作業。しかも、ナットの土台が斜めなので、角度を調節しながら削りました。
ナットの高さ調整は、2フレットのブリッジ側を押さえて、1フレット目を押さえた時に微妙にカチカチ鳴るくらい。
これは成功です。6弦側も1弦側も絶妙な、クリアランス。
この方法ではなくて、単純に1フレットでの弦高を見る場合もあるみたいです。
0.6ミリ位が適正な弦高なんだそうです。ただ、今回はナット高の前にサドル高が高すぎるので、その方法は使いませんでした。
ナット高さが決まったら、続いてサドル高の調整です。
サドルも、紙やすりで底面をひたすら削ります。
何回も外して削ってチューニングして弦高をみての繰り返し。
上は最終的なサドルです。
まだ多少高さに余裕があると思います。
最終的な弦高は、1弦側2.2ミリ。6弦側2.6ミリくらいでしょうか。
とてもいい感じに仕上がったと思います。
肝心の音なんですが…
まぁ、合板の音ですね。それでも、昔自分が使ってたMorrisのM-400と比べると、バランスはいいし、音量もあるし、とても綺麗になってくれてる気がします。均整がとれてます。
弦はマーチンのフォスファー弦にしました。ライトゲージです。
昔はミディアム派だった自分ですが、一度ミディアム張ってみたら固すぎて弾けませんでした。
さて、今回はW-50の紹介でした。国産のしっかりした造りの名機で、まだまだいい個体が出回っています。私の大好きなドレッドノートタイプ。
決してインターネットオークションで購入することはオススメしませんが、2万円台で手に入るギターとしてはとても当たりだったと思います。
いい家族が手に入りました。
次は単板のギターを目指します(笑)
クルーソン、2ライン・2コブペグと、KTSチタンサドルに交換しました。
クルーソン 3 par side ダブルライン 2コブ aged
ABR-1タイプのブリッジサドルのお話
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 番外編② 試奏時のポイント
※これからギターを手に入れる人のための記事です。ギターを手に入れる方法として、人から譲り受ける、拾ってくる、製作する、購入する等いろいろな方法がありますが、ここでは、購入する場合についての話をしていきます。
さて、このコーナーでは、エレキギターを始める人が、どのようにエレキギターを用意するのがいいかについて書いています。
この記事は、以下の記事の続きです。
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その③ 試奏をしてみよう。 - おっさんトモの、音楽生活
さて、僕が試奏の時に重点的にみる事は以下です。
・重くないか
重いと、弾いていて疲れます。軽いほうが、長い間練習できますね。
長時間練習できるほうが、短期間で上達します。
これはステージでも同様で、ライブで演奏するようになると、軽いという事がどれだけアドバンテージになるかという事が身にしみて感じられると思います。
・ネックは握りやすいか
ネックの重要性は以前に話しています。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その① ギター選びで大切な事 - おっさんトモの、音楽生活
・音のバランスはどうか。
全部の弦を鳴らしてみます。
ローコードを弾いたり、ハイコードを弾いたりして、音量のバランスを確認します。
低音だけ出ていないか、高音だけ出ていないか、音が出にくい弦がないかなどを確認しながら丁寧に弾きます。
・単音の音はどうか、サスティーンはどうか
単音で丁寧に鳴らしたとき、どのくらい音が伸びるか(サスティーンはいいか)。音の立ち上がりはどうか、粒立ちはいいか。
まぁ、感覚です。いいと感じる音は人によって違いますので、自分がいいと思うものを探します。
・セレクタースイッチの操作性はどうか、スイッチを変えるとどうか
エレキギターはピックアップというマイクで弦の振動を電流に変えています。中身はコイルです。電線が磁石の周りにぐるぐる巻いてあるコイルです。
ボディについていて、弦の下に見えるあれです。
ピックアップはネック側とブリッジ側に分かれているものが多いです。フロントとリアという言い方もします。レスポールなどでは、RHYTHMとTREBLEと書いてあります。フロントピックアップとリアピックアップの音は全然違います。
音を文字で伝えるのは難しいですね。一般的にリアはジャッキッとした音がでます。フロントは角が取れたようなまろやかな音がでます。僕はリアをバッキングに使って、フロントでソロを取ることが多いですが、演奏中に切り替える事が多いです。
ここで注意するポイントは、切り替えやすい事。切り替えたときに音の大きさが変わらない事。
・音のキャラクター、アンプとの相性はどうか
ここまでは音のバランスや音の感じを見ていましたが、最終的にはギターのキャラクターを見ます。
このギターはこういう音がでる。こういう感じで使えそう、など。
最終的に、そのギターの印象はどうであったか、きちんと覚えておく必要があります。
また、試奏した際のアンプとの相性なども見ておくと便利です。
このギターはこのメーカーのアンプには合うけど、こういうアンプには合わないなという事がよくあります。
どのようなアンプに合うかを試奏時にチェックしておく事は必要です。
さて。僕は試奏時にこのような事を中心に見ています。
実際に、大学時代にFenderのMustangを購入したときの様子を簡単にご紹介します。
まず、その時に所有していたギターは以下のものでした。(今はすべて整理してしまって手元にありません)
・GIBSON ResPaul Studio EB With G/H 重い、ネック太い
・国産ストラトタイプ 普通の重さ(4キロくらい?)ネック細い、音が悪い
・モーリスアコギ M400 ピックアップ付けました まぁまぁ良い音
この時欲しかったのは、ギターボーカルを行う時に使用するギターです。
ポイントは、軽い。クリーン時の音がきれい。です。
その事から、FenderのMustangかTelecasterにしようと思っていました。
Mustangがあったので、それを試奏しました。ちなみに、Telecasterは以前に弾いていた事があったので、音のキャラクターはなんとなく知っていました。Teleの特徴はすっごくジャキジャキ感が強いですね。
MustangをFenderのアンプで試奏しました。Fenderのアンプは、シングル系のピックアップに非常に相性が良いですね。ライブハウスにはあまりありませんが・・・。
高音がとても煌びやかに出る感じ。かといって、Teleのように変に主張しないで、とてもいいアクセントになる印象でした。反して低音は非常にチープです。全然出てくれない。でも、そんなのは問題ありませんでした。弦のテンション感はショートスケールというだけあって多少ペチペチした感じでしたが、それでもFenderアンプとの黄金の組み合わせに撃破され、その日帰ったときには購入を決意していました。
ちなみに、Mustangをマーシャル+Z.VexのBox of Rock(僕が考えるハム用の最強コンビ)で弾いたときは、全然思った音が出せませんでした。
ディレイやコーラスんどの空間系のエフェクターが非常に良い感じで掛かります。
調子に乗ってあまりかけすぎるとわざとらしいというか、不自然になるので注意です。
今でも、Mustangの音は非常に良いポイントで使用できるので気に入っています。
このように、きちんと音のキャラクターを知った上でギターを購入できるので、試奏時にちゃんとギターのキャラクターを捕らえておく事は重要だという事です。
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その③ 試奏をしてみよう。
※これからギターを手に入れる人のための記事です。ギターを手に入れる方法として、人から譲り受ける、拾ってくる、製作する、購入する等いろいろな方法がありますが、ここでは、購入する場合についての話をしていきます。
さて、このコーナーでは、エレキギターを始める人が、どのようにエレキギターを用意するのがいいかについて書いています。
これまでの記事は、以下を参照して下さい。
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その① ギター選びで大切な事 - おっさんトモの、音楽生活
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その② お店に行ってみる。 - おっさんトモの、音楽生活
さて、前回(その②)は、お店に行ってみるというテーマでした。
今回は、実際に試奏(ためしに弾いてみる事)してみましょう。
お店で、自分の予算にあって、ちょっとこれはいいかも・・・と思ったものは、試しに弾いてみる事をお勧めします。
僕は、靴を通販で買いたくないです。その靴がちゃんと自分の足にあっているか、確認して買いたいというのがあります。
楽器屋で試奏するというのは、靴屋での試着に相当します。
やはり、弾いてみて、しっくりくるものが欲しいです。
1.店員さんに声をかける。
さて、店員さんに「このギターを弾いてみたいんですけど」というと、少々お待ち下さいと言われ、盗難防止用のワイヤーを外されます。最近はこのようなものが付いているので、試奏するのが大げさな感じになりました。僕も少し声をかけにくいです。
で、簡単にチューニングをしてくれます。楽器屋では、弦を緩めてかけてあるので、それを一度きちんとチューニングしてくれるわけです。ここでチューニングが終わると、店員さんがポロポロ弾き出します。これが意外に上手かったりするので、自分が弾くのが申し訳なく思ったものです。でも、問題ありません。店員さんは、きちんとチューニングが揃っているか、簡単に音がきちんと出ている事を確認しているくらいです。気にする事はありません。
2.試奏するアンプを選ぶ。
普通の気が利いた楽器屋さんであれば、何で(何のアンプで)試奏しますか?という事を聞いてきます。これは、アンプによって音がかなり違うからです。
お勧めは、演奏するときの環境に出来るだけ近い状況で弾くという事です。
つまり、アンプも、ライブハウスに置いてある確立が非常に高い、Marshallなどで試奏する事が望ましいという事です。
わからない場合は、店員さんに聞いてください。お勧めでと聞けば、適当なアンプを指定されます。ここで、いい店員さんであれば、スタンダードなアンプを紹介してくれるでしょう。
3.弾いてみる。
弾いてみます。
初心者は、弾きやすいか、弾いていて気持ちがいいかを重点に弾いてみるといいです。
僕が試奏の時にみるポイントは、少し長くなるので、別の機会に書きます。
試奏をするときは、場合によってはピックガードのところに紙を貼られたりしますが、それははがさないで試奏して下さい。
ピックアップを変えてみたり、アンプのセッティングを変えてみたりして、ギターの音もチェックできます。自分が出したい音のイメージがある場合はそれに近いものを選べばいいですが、沢山のギターを弾いてみて違いを確認する事がいいです。
4.店員さんにお礼を言って返す。
特に、何か言わなくていいです。良いと思えば良いと言えばいいし、少し合わなければ合わないと言えばいいですが、その後のごり押しセールスを避けるためにわざわざ悪いところを探す必要はありません。
「ありがとうございました。検討させてください」がスマートです。自分が悩んでいる事があれば、それを正直に相談してみる事もいいと思います。
自分が初心者だという事をきちんと伝えておけば、店員さんは親身になって説明してくれます。
5.よく悩む。
弾いたときの感覚が残っているうちに、よく悩んで下さい。
ギターは売り物なので、試奏したものが、次の週に行ったら売れている・・・なんて事もたまにあります。
本当に欲しい!!と思ったものがあれば、買ったほうがいいですが、また別のものが入荷する事がありますので、それほど落ち込む必要はありません。
安い買い物ではありませんからね。沢山悩んで、愛着のある相棒を手に入れましょう。
※試奏をする上でのマナー
アンプの音量は、店員さんが設定したものより大きくしないようにしましょう。
歪んだ音が知りたくて、GAINをあげる場合は、その分、VOLUMEを下げたり、GAINを下げてVOLUMEを上げる場合も、最初より音量が大きくならないように設定しましょう。
最近のアンプは、高出力のものも多く、めちゃくちゃでかい音がでます。楽器屋の入っているテナント状況などによっては、爆音を出す事がダメな場合もあります。
逆に、店員さんがめちゃくちゃでかい音で設定していたので、小さくするという場合はOKです。
店員さんが設定してくれた音量の範囲内で試奏するのがマナーだと思います。
また、これは個人的な感覚によりますが、試奏といって、何十分もひたすら自分の知っている曲を弾いている人がいます。
試奏は練習ではありません。ギターを試す為に奏するのが試奏です。いつも弾いている曲で試すのはOKと思いますが、ひたすら練習はやめましょう。
ギター選びは、ペットショップでのペット選びに似ています。
こいつがいい!というものもあります。
ある意味、出会いです。
であうのは奇跡です。良い相棒に出逢ったら、きっと良いギター生活が送れる事と思います。
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 番外編① エレキギターを始める際に必要なもの。
※これからギターを手に入れる人のための記事です。ギターを手に入れる方法として、人から譲り受ける、拾ってくる、製作する、購入する等いろいろな方法がありますが、ここでは、購入する場合についての話をしていきます。
さて、このコーナーでは、エレキギターを始める人が、どのようにエレキギターを用意するのがいいかについて書いています。
これまでの記事は、以下を参照して下さい。
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その① ギター選びで大切な事 - おっさんトモの、音楽生活
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その② お店に行ってみる。 - おっさんトモの、音楽生活
さて、今回は、エレキギターを始める上で、これだけは揃えておいたほうがいい!というものを紹介していきます。
初心者用のセットには、このくらいのものはセットされていると思います。
1.エレキギター本体
まずは、これがないとはじまりません。きちんと弦が張られたギター本体があれば、ギターを弾けます(笑)
2.ピック
ピックを使用しないフィンガーピッキングというのもありますが、まぁ、通常はピックで弾きます。
ピックはそれこそ非常に種類があります。詳しくは別で書きます。
初心者にお勧めなのは、薄くて柔らかいオニギリ型かティアドロップ型のピックです。THINかMEDIUMくらいがいいと思います。これらが一番スタンダードです。
3.チューナー
ギターは、音を合わせてから弾くものです。音を合わせるチューニングは、非常に重要です。
時々、適当にチューニングしたギターでライブをしている人がいますけど、本当に聴けたものではありません。演奏を聴いていても非常に不快です。
そんな人に限って、「どうだ!俺の音を聞いてみろ!!」みたいなドヤ顔で高いギターを弾いていますが、本当に「帰れ!」って言いたくなります(笑)
4.アンプ
ここではエレキギターという事で書いているので、アンプがあったほうがいいです。音を出さずにペチペチ弾くのもいいんですが、たまにはアンプで弾いて、気分よくなってみたほうがいいです(笑)アパートで壁が薄い方などは、ヘッドホン推奨です。
安いものは5000円位からありますね。また、中古品でもよければ、もっと幅が広がります。
5.シールド
シールド線とも呼びます。これも、種類が多岐に渡ります。僕は、初めのうちは1本
1000円くらいの安いシールドでいいと思います。
僕のお気に入りは、ベルデンの・・・何番だったかな・・・スイッチクラフトのジャックが付いた8000円くらいのシールドです。
6.ストラップ
これはチューナーの次に必要かなぁとも思いました。
いつかはエレキギターでライブデビューを目指すなら、多分座って弾くということはないですね。
座って弾くのと立って弾くのは全然違います。それはまた別の機会に説明します。
日ごろから立って練習する事も大切です。
7.ケース
ギターを持ち運ぶにはケースが必要ですね。
最近は、背負えるタイプのギグバッグも沢山種類があります。
なんでもいいと思いますが、あまりペラペラのケースでは、簡単にぶつけただけでギターが傷だらけになってしまいますよね。
8.お手入れセット
ギターの弦を張り替えるときや、日ごろ手入れするときの道具です。
・クロス
ギターを拭くクロスです。安いものでもいいと思いますが、いいものだとポリッシュの拭き取りがよかったり、細かい繊維が残りにくかったりします。
ちなみに、僕は下のものを愛用しています。
・ポリッシュ
これを付けて磨く事で、ギター本体を保護し、つやを増します。
最近はラッカー塗装ではなく、ポリ塗装が多いのであまり気を遣う必要はないかも知れませんね。僕は、下のものを愛用しています。
Ken Smith Pro Formula ギターポリッシュ
・レモンオイル
指板は常に過酷な状況にさらされています。汚れを拭き取り、大切な油分を補うのがレモンオイルの役割です。適量をクロスに染み込ませ、指板を拭きます。
・ストリングワインダー
弦を早く巻く道具です。昔は「アルトベンリ」なんて言い方もしました。
安いもので300円程度です。すばやく弦を張り替える事が出来ますが、僕は使っていません。ペグが傷つきそうなので・・・
・ニッパー
弦交換のときに弦を切るものです。金属が切れる必要があります。
ニッパーは、プラスチック用のものや、金属用のものがあるので、きちんと弦が切れる金属用のものを使用しましょう。
(9.エフェクター)
これは・・・僕的には、初心者には必要ないと思います。
初心者が陥りがちのトラップがここに隠されています。音作りについてもよくわからないうちにこんなものを使うと、歪み音痴になります。爆音でただつぶれていればいいみたいな人を良く見かけますが、そんな人は何か勘違いをしています。GAINとTONEを使い分けてこそ、音作りです。
どうしてもすぐにライブがあり、そこで歪んだ音が必要なんていう場合は、ライブハウスでスイッチペダルを借りましょう。
アンプでクリーンと歪みを作って、それを切り替えるほうが、圧倒的にいい音が出せます。その際のアンプは、頑張って真空管アンプのMarshallかFenderあたりを借りるようにしましょう。Jazz Chorusはトランジスタアンプで、単体で歪んだ音は出せません。初心者には使いにくいかもしれませんが、クリーンは非常に透明感があります。
もし、ペダルを借りれないようでしたら、ギター側のボリュームでクランチとドライブを切り替えるくらいは出来るので、そちらで対応した方がいいです。
いろいろ書きましたが、上記1~8までは、エレキギターをやる上で、絶対に必要になるものです。
初めからすべて揃える事は難しいかもしれませんが、楽器屋の初心者応援セットみたいなものがある場合もあるので、頑張って揃えてみて下さい。
頑張って、ギターライフを楽しみましょう。