おっさんトモの、音楽生活

日々の生活をちょっとだけ豊かにする音楽。おっさんになった僕(トモ)の30歳から始める音楽生活を紹介します。

【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その① ギター選びで大切な事

エレキギターを始めようと思っている人は今でも沢山いるかもしれません。

少なくとも、僕の周りには、学生時代にギターを始めたという人(すべて男)が少なくない。

一時期、アニメの影響で、バンドがとても流行った事がありました。

バンドの中でもギターっていうポジションは、花形ですよね。ボーカルの脇で、ひたすらギターをかきむしる(笑)

そのため、バンド仲間の中でもギター人口は非常に多く、僕なんかはいつもドラム探しに苦労してたなぁ。

まぁ、そんな話は置いといて・・・。

 

ギターを始めるにはギターがないと始まらない。

でも、ギターの種類は沢山ありますね。

ここがまず、初心者が悩むところだと思います。

 

ここで、ギターの形などに関して解説している方は沢山いらっしゃるから、あえて、別の切り口からエレキギターの選び方を紹介してみましょうか。

 

その①

好きなものを選べばいい!

 

あ、言っちゃった・・・

もう、本当にこれにつきます。

これを言ってしまったら、話が終わっちゃうんだけど。

好きなものを買って下さい(笑)

 

どっかからか声が聞こえてきそうですね。

 

・・・それがわからねぇから見てるんじゃねーか・・・

 

で、ここから話を少し進めましょうか。

「じゃあ、どういうギターを弾きたいのか?」

ただ、これも初心者には少し難しいかもしれませんね。

 

でも、たとえば、

よく聴くバンドのギタリストみたいに弾いてみたい!とか、

歌いながら弾けるギターボーカルをやってみたい!とか、

とにかく目立ってやりたい!位なら、願望があるんじゃないかなぁ。

 

「多分、このギターだとこういうトーンが出せるから、このギターを選ぶんだ」っていう初心者は見た事ありません。まぁ、稀にいらっしゃったとしても、そんな人はギター選びで悩むこともないだろうから問題ない。

初めのうちは、レスポールストラトキャスターの音の違いだってわからないけどね。

 

楽器屋に行って、楽器屋で見て気に入ったものを片っ端から試せばいいと思います。

楽器屋に行ったときのお作法は、次の「その②(多分書きます)」で紹介するつもりです。

 

ただ、初心者が知っておくと良い事はあります。

僕の考える、初心者が知っておくと良い事は、

「ギターには弾きやすいギターと弾きにくいギターがある」

という事です。

 

自分に合うものと合わないものがあると思いますが、初めのうちはどんどん練習したいので、弾いてて楽しく、挫折が少ないもののほうがベターです。弾きやすいギターのほうが圧倒的にうまくなると、僕は考えます。

 

さて、弾きやすさは、スケールというものの違いとネックの太さの違いによります。

 

まず、スケールとは、ギターのナットとブリッジまでの長さの事(弦が振動する部分の長さ)で、これが違う事によって、1フレットあたりの長さが変わります。

たとえば、ミディアムスケールのレスポールより、ロングスケールのストラトキャスターのほうが、コードを押さえるときも、ソロを弾く時も、大きく指を開かなくてはいけません。当然ながら、スケールは短いほうが指を大きく広げる必要がないので、運指が楽です。

 

もうひとつ、ネックですが、正確には、ネックプロファイルというか、ネックシェイプというか、ネックの形状がタイプによって違います。

太いものは大人の男の手でもかなり太いです。

また、形によって太さの感じ方が変わります。丸かったり、三角だったり、薄かったりします。

そもそもギターは、もともと欧米の人の大きさで作られている場合が多いので、手の小さな日本人には合わないと言われます。

(人によっては手の大きさはギターのプレイに関係ないと言いますが、それは間違っていると思います)

ちなみに、僕は手が小さいほうではありませんが(ピアノだとドからオクターブ上のミまでは普通に届きます)、ギターのネックは細くて丸いほうが好きです。

 

最初は、ネックを握っても、それが太いのか細いのかもわからないかもしれません。

ですが、多くのギターに触れる事で、自分にしっくり来るネックが必ずあると思います。

 

上達への近道は、なんといっても、「練習」ですね。

毎日、きちんと弾き続けられるギターを選ぶ事が、何よりもまず重要だと思うなぁ。