【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その① ギター選びで大切な事
エレキギターを始めようと思っている人は今でも沢山いるかもしれません。
少なくとも、僕の周りには、学生時代にギターを始めたという人(すべて男)が少なくない。
一時期、アニメの影響で、バンドがとても流行った事がありました。
バンドの中でもギターっていうポジションは、花形ですよね。ボーカルの脇で、ひたすらギターをかきむしる(笑)
そのため、バンド仲間の中でもギター人口は非常に多く、僕なんかはいつもドラム探しに苦労してたなぁ。
まぁ、そんな話は置いといて・・・。
ギターを始めるにはギターがないと始まらない。
でも、ギターの種類は沢山ありますね。
ここがまず、初心者が悩むところだと思います。
ここで、ギターの形などに関して解説している方は沢山いらっしゃるから、あえて、別の切り口からエレキギターの選び方を紹介してみましょうか。
その①
好きなものを選べばいい!
あ、言っちゃった・・・
もう、本当にこれにつきます。
これを言ってしまったら、話が終わっちゃうんだけど。
好きなものを買って下さい(笑)
どっかからか声が聞こえてきそうですね。
・・・それがわからねぇから見てるんじゃねーか・・・
で、ここから話を少し進めましょうか。
「じゃあ、どういうギターを弾きたいのか?」
ただ、これも初心者には少し難しいかもしれませんね。
でも、たとえば、
よく聴くバンドのギタリストみたいに弾いてみたい!とか、
歌いながら弾けるギターボーカルをやってみたい!とか、
とにかく目立ってやりたい!位なら、願望があるんじゃないかなぁ。
「多分、このギターだとこういうトーンが出せるから、このギターを選ぶんだ」っていう初心者は見た事ありません。まぁ、稀にいらっしゃったとしても、そんな人はギター選びで悩むこともないだろうから問題ない。
初めのうちは、レスポールとストラトキャスターの音の違いだってわからないけどね。
楽器屋に行って、楽器屋で見て気に入ったものを片っ端から試せばいいと思います。
楽器屋に行ったときのお作法は、次の「その②(多分書きます)」で紹介するつもりです。
ただ、初心者が知っておくと良い事はあります。
僕の考える、初心者が知っておくと良い事は、
「ギターには弾きやすいギターと弾きにくいギターがある」
という事です。
自分に合うものと合わないものがあると思いますが、初めのうちはどんどん練習したいので、弾いてて楽しく、挫折が少ないもののほうがベターです。弾きやすいギターのほうが圧倒的にうまくなると、僕は考えます。
さて、弾きやすさは、スケールというものの違いとネックの太さの違いによります。
まず、スケールとは、ギターのナットとブリッジまでの長さの事(弦が振動する部分の長さ)で、これが違う事によって、1フレットあたりの長さが変わります。
たとえば、ミディアムスケールのレスポールより、ロングスケールのストラトキャスターのほうが、コードを押さえるときも、ソロを弾く時も、大きく指を開かなくてはいけません。当然ながら、スケールは短いほうが指を大きく広げる必要がないので、運指が楽です。
もうひとつ、ネックですが、正確には、ネックプロファイルというか、ネックシェイプというか、ネックの形状がタイプによって違います。
太いものは大人の男の手でもかなり太いです。
また、形によって太さの感じ方が変わります。丸かったり、三角だったり、薄かったりします。
そもそもギターは、もともと欧米の人の大きさで作られている場合が多いので、手の小さな日本人には合わないと言われます。
(人によっては手の大きさはギターのプレイに関係ないと言いますが、それは間違っていると思います)
ちなみに、僕は手が小さいほうではありませんが(ピアノだとドからオクターブ上のミまでは普通に届きます)、ギターのネックは細くて丸いほうが好きです。
最初は、ネックを握っても、それが太いのか細いのかもわからないかもしれません。
ですが、多くのギターに触れる事で、自分にしっくり来るネックが必ずあると思います。
上達への近道は、なんといっても、「練習」ですね。
毎日、きちんと弾き続けられるギターを選ぶ事が、何よりもまず重要だと思うなぁ。