ABR-1タイプのブリッジサドルのお話
どうも、おっさんトモです。
こちらのブログ、完全に放置してました。が、意外にも来客が多少あるので、これからは定期的に更新してみようと思います。(ネタがあればね)
さて、本日は、ちょっとマニアックかもしれませんが、ブリッジサドルのお話です。
ギターは、音を出す時に弦に触れている部分が3箇所あります。
一つがナット、一つがフレット、そして、ブリッジサドルです。
弦に直接触れている部分なので、音に関係ない訳がありませんね。
わたくしの愛機、1974年製のES-335には、ABR-1タイプのブリッジが付いています。このブリッジの駒(サドル)は純正だとブラス製です。
オリジナルだともともとは弦がはまる溝がなく、弦が押し付けられる事で柔らかいブラスが凹み、弦が動かないようになります。
しかし、これも消耗品。
良い感じを通り越して、溝が緩くなり、ちょっとばかり弦が暴れる感じになりました。こうなると、音は少し悪くなります。
さて、そんなこんなで、とうとう購入しました。
KTSのチタン製のサドルです。
(川崎の山野楽器にはこれしかなかったのですね)
まさか、チタンにいくとは思いませんでしたね。
これを買う前は、純正と同じブラス製か、ナイロン製を買おうと思っていたのです。
一般的なイメージとしては、ブラス製はトレブリーな音(高音が強調されたような音)、ナイロン製は柔らかい音と言われています。それでは、チタンはどうなのでしょう。
まだ、実際に交換して音を出したわけでは無いのでなんとも言えませんが、ブラス製に比べるといくらかマイルドになるようです。金属として柔らかい方に入るらしく、溝が出来やすいとか…σ(^_^;)
長く持つのか心配ですが、ナイロン製だと音に張りがなくなるのではと心配してたので、丁度良かったかもしれません。
そういえば、昔は地元の楽器屋でも、比較的簡単にブリッジサドルを手に入れる事ができました。だいたい3〜4千円位だったと思います。今回、ブリッジサドルを変えようと思い、神奈川県内の楽器屋を横浜を中心に回ったのですが、全然見つけることができませんでした。逆に、TUNE-O-MATICのブリッジごと売ってるんですね。駒だけ欲しいのに、数万円も払えるか!って感じでした。
昔のメインとして使っていたギブソンの黒のレスポール。ナッシュビルタイプのブリッジが付いていて(同じTUNE-O-MATICでも、ナッシュビルタイプの方がABR-1よりゴツイです)、ブリッジサドルをテフロン製の物に変えていました。
テフロンのサドルは少し変わり種ですね。音は少し丸くなり、粒立ちがはっきりするような気がしました。悪く言えば、輪郭は多少ぼやけた感じでしょうね。
チタン製のサドルは、交換は少し先になりそうです。同時にペグも変えようと思っています。
ペグの細かい話はまた別の機会に。
ではでは。