【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 番外編① エレキギターを始める際に必要なもの。
※これからギターを手に入れる人のための記事です。ギターを手に入れる方法として、人から譲り受ける、拾ってくる、製作する、購入する等いろいろな方法がありますが、ここでは、購入する場合についての話をしていきます。
さて、このコーナーでは、エレキギターを始める人が、どのようにエレキギターを用意するのがいいかについて書いています。
これまでの記事は、以下を参照して下さい。
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その① ギター選びで大切な事 - おっさんトモの、音楽生活
【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その② お店に行ってみる。 - おっさんトモの、音楽生活
さて、今回は、エレキギターを始める上で、これだけは揃えておいたほうがいい!というものを紹介していきます。
初心者用のセットには、このくらいのものはセットされていると思います。
1.エレキギター本体
まずは、これがないとはじまりません。きちんと弦が張られたギター本体があれば、ギターを弾けます(笑)
2.ピック
ピックを使用しないフィンガーピッキングというのもありますが、まぁ、通常はピックで弾きます。
ピックはそれこそ非常に種類があります。詳しくは別で書きます。
初心者にお勧めなのは、薄くて柔らかいオニギリ型かティアドロップ型のピックです。THINかMEDIUMくらいがいいと思います。これらが一番スタンダードです。
3.チューナー
ギターは、音を合わせてから弾くものです。音を合わせるチューニングは、非常に重要です。
時々、適当にチューニングしたギターでライブをしている人がいますけど、本当に聴けたものではありません。演奏を聴いていても非常に不快です。
そんな人に限って、「どうだ!俺の音を聞いてみろ!!」みたいなドヤ顔で高いギターを弾いていますが、本当に「帰れ!」って言いたくなります(笑)
4.アンプ
ここではエレキギターという事で書いているので、アンプがあったほうがいいです。音を出さずにペチペチ弾くのもいいんですが、たまにはアンプで弾いて、気分よくなってみたほうがいいです(笑)アパートで壁が薄い方などは、ヘッドホン推奨です。
安いものは5000円位からありますね。また、中古品でもよければ、もっと幅が広がります。
5.シールド
シールド線とも呼びます。これも、種類が多岐に渡ります。僕は、初めのうちは1本
1000円くらいの安いシールドでいいと思います。
僕のお気に入りは、ベルデンの・・・何番だったかな・・・スイッチクラフトのジャックが付いた8000円くらいのシールドです。
6.ストラップ
これはチューナーの次に必要かなぁとも思いました。
いつかはエレキギターでライブデビューを目指すなら、多分座って弾くということはないですね。
座って弾くのと立って弾くのは全然違います。それはまた別の機会に説明します。
日ごろから立って練習する事も大切です。
7.ケース
ギターを持ち運ぶにはケースが必要ですね。
最近は、背負えるタイプのギグバッグも沢山種類があります。
なんでもいいと思いますが、あまりペラペラのケースでは、簡単にぶつけただけでギターが傷だらけになってしまいますよね。
8.お手入れセット
ギターの弦を張り替えるときや、日ごろ手入れするときの道具です。
・クロス
ギターを拭くクロスです。安いものでもいいと思いますが、いいものだとポリッシュの拭き取りがよかったり、細かい繊維が残りにくかったりします。
ちなみに、僕は下のものを愛用しています。
・ポリッシュ
これを付けて磨く事で、ギター本体を保護し、つやを増します。
最近はラッカー塗装ではなく、ポリ塗装が多いのであまり気を遣う必要はないかも知れませんね。僕は、下のものを愛用しています。
Ken Smith Pro Formula ギターポリッシュ
・レモンオイル
指板は常に過酷な状況にさらされています。汚れを拭き取り、大切な油分を補うのがレモンオイルの役割です。適量をクロスに染み込ませ、指板を拭きます。
・ストリングワインダー
弦を早く巻く道具です。昔は「アルトベンリ」なんて言い方もしました。
安いもので300円程度です。すばやく弦を張り替える事が出来ますが、僕は使っていません。ペグが傷つきそうなので・・・
・ニッパー
弦交換のときに弦を切るものです。金属が切れる必要があります。
ニッパーは、プラスチック用のものや、金属用のものがあるので、きちんと弦が切れる金属用のものを使用しましょう。
(9.エフェクター)
これは・・・僕的には、初心者には必要ないと思います。
初心者が陥りがちのトラップがここに隠されています。音作りについてもよくわからないうちにこんなものを使うと、歪み音痴になります。爆音でただつぶれていればいいみたいな人を良く見かけますが、そんな人は何か勘違いをしています。GAINとTONEを使い分けてこそ、音作りです。
どうしてもすぐにライブがあり、そこで歪んだ音が必要なんていう場合は、ライブハウスでスイッチペダルを借りましょう。
アンプでクリーンと歪みを作って、それを切り替えるほうが、圧倒的にいい音が出せます。その際のアンプは、頑張って真空管アンプのMarshallかFenderあたりを借りるようにしましょう。Jazz Chorusはトランジスタアンプで、単体で歪んだ音は出せません。初心者には使いにくいかもしれませんが、クリーンは非常に透明感があります。
もし、ペダルを借りれないようでしたら、ギター側のボリュームでクランチとドライブを切り替えるくらいは出来るので、そちらで対応した方がいいです。
いろいろ書きましたが、上記1~8までは、エレキギターをやる上で、絶対に必要になるものです。
初めからすべて揃える事は難しいかもしれませんが、楽器屋の初心者応援セットみたいなものがある場合もあるので、頑張って揃えてみて下さい。
頑張って、ギターライフを楽しみましょう。