おっさんトモの、音楽生活

日々の生活をちょっとだけ豊かにする音楽。おっさんになった僕(トモ)の30歳から始める音楽生活を紹介します。

【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 番外編① エレキギターを始める際に必要なもの。

※これからギターを手に入れる人のための記事です。ギターを手に入れる方法として、人から譲り受ける、拾ってくる、製作する、購入する等いろいろな方法がありますが、ここでは、購入する場合についての話をしていきます。

 

さて、このコーナーでは、エレキギターを始める人が、どのようにエレキギターを用意するのがいいかについて書いています。

これまでの記事は、以下を参照して下さい。

 

【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その① ギター選びで大切な事 - おっさんトモの、音楽生活

【初心者向けギター講座】多岐にわたる、エレキギターの選び方 その② お店に行ってみる。 - おっさんトモの、音楽生活

 

さて、今回は、エレキギターを始める上で、これだけは揃えておいたほうがいい!というものを紹介していきます。

初心者用のセットには、このくらいのものはセットされていると思います。

 

1.エレキギター本体

まずは、これがないとはじまりません。きちんと弦が張られたギター本体があれば、ギターを弾けます(笑)

 

2.ピック

ピックを使用しないフィンガーピッキングというのもありますが、まぁ、通常はピックで弾きます。

ピックはそれこそ非常に種類があります。詳しくは別で書きます。

初心者にお勧めなのは、薄くて柔らかいオニギリ型かティアドロップ型のピックです。THINかMEDIUMくらいがいいと思います。これらが一番スタンダードです。

 

3.チューナー

ギターは、音を合わせてから弾くものです。音を合わせるチューニングは、非常に重要です。

時々、適当にチューニングしたギターでライブをしている人がいますけど、本当に聴けたものではありません。演奏を聴いていても非常に不快です。

そんな人に限って、「どうだ!俺の音を聞いてみろ!!」みたいなドヤ顔で高いギターを弾いていますが、本当に「帰れ!」って言いたくなります(笑)

 

4.アンプ

ここではエレキギターという事で書いているので、アンプがあったほうがいいです。音を出さずにペチペチ弾くのもいいんですが、たまにはアンプで弾いて、気分よくなってみたほうがいいです(笑)アパートで壁が薄い方などは、ヘッドホン推奨です。

安いものは5000円位からありますね。また、中古品でもよければ、もっと幅が広がります。

 

5.シールド

シールド線とも呼びます。これも、種類が多岐に渡ります。僕は、初めのうちは1本

1000円くらいの安いシールドでいいと思います。

僕のお気に入りは、ベルデンの・・・何番だったかな・・・スイッチクラフトのジャックが付いた8000円くらいのシールドです。

 

6.ストラップ

これはチューナーの次に必要かなぁとも思いました。

いつかはエレキギターでライブデビューを目指すなら、多分座って弾くということはないですね。

座って弾くのと立って弾くのは全然違います。それはまた別の機会に説明します。

日ごろから立って練習する事も大切です。

 

7.ケース

ギターを持ち運ぶにはケースが必要ですね。

最近は、背負えるタイプのギグバッグも沢山種類があります。

なんでもいいと思いますが、あまりペラペラのケースでは、簡単にぶつけただけでギターが傷だらけになってしまいますよね。

 

8.お手入れセット

ギターの弦を張り替えるときや、日ごろ手入れするときの道具です。

・クロス

ギターを拭くクロスです。安いものでもいいと思いますが、いいものだとポリッシュの拭き取りがよかったり、細かい繊維が残りにくかったりします。

ちなみに、僕は下のものを愛用しています。

Live Line (ライブライン) ワイピングクロス

 ・ポリッシュ

 これを付けて磨く事で、ギター本体を保護し、つやを増します。

最近はラッカー塗装ではなく、ポリ塗装が多いのであまり気を遣う必要はないかも知れませんね。僕は、下のものを愛用しています。

Ken Smith Pro Formula ギターポリッシュ

・レモンオイル

 指板は常に過酷な状況にさらされています。汚れを拭き取り、大切な油分を補うのがレモンオイルの役割です。適量をクロスに染み込ませ、指板を拭きます。

LEMON OIL レモンオイル

・ストリングワインダー

弦を早く巻く道具です。昔は「アルトベンリ」なんて言い方もしました。

安いもので300円程度です。すばやく弦を張り替える事が出来ますが、僕は使っていません。ペグが傷つきそうなので・・・

・ニッパー

弦交換のときに弦を切るものです。金属が切れる必要があります。

ニッパーは、プラスチック用のものや、金属用のものがあるので、きちんと弦が切れる金属用のものを使用しましょう。

 

(9.エフェクター

これは・・・僕的には、初心者には必要ないと思います。

初心者が陥りがちのトラップがここに隠されています。音作りについてもよくわからないうちにこんなものを使うと、歪み音痴になります。爆音でただつぶれていればいいみたいな人を良く見かけますが、そんな人は何か勘違いをしています。GAINとTONEを使い分けてこそ、音作りです。

どうしてもすぐにライブがあり、そこで歪んだ音が必要なんていう場合は、ライブハウスでスイッチペダルを借りましょう。

アンプでクリーンと歪みを作って、それを切り替えるほうが、圧倒的にいい音が出せます。その際のアンプは、頑張って真空管アンプのMarshallかFenderあたりを借りるようにしましょう。Jazz Chorusはトランジスタアンプで、単体で歪んだ音は出せません。初心者には使いにくいかもしれませんが、クリーンは非常に透明感があります。

もし、ペダルを借りれないようでしたら、ギター側のボリュームでクランチとドライブを切り替えるくらいは出来るので、そちらで対応した方がいいです。

 

いろいろ書きましたが、上記1~8までは、エレキギターをやる上で、絶対に必要になるものです。

初めからすべて揃える事は難しいかもしれませんが、楽器屋の初心者応援セットみたいなものがある場合もあるので、頑張って揃えてみて下さい。

 

頑張って、ギターライフを楽しみましょう。