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おっさんトモの、音楽生活

日々の生活をちょっとだけ豊かにする音楽。おっさんになった僕(トモ)の30歳から始める音楽生活を紹介します。

Morris W-50 と、その弦高調整

どうも、おっさんトモです。

 

数年前に愛用のアコギを手放してから、たまに発症していたアコギほしいほしい病。

 

今回、とうとうヤ◯オクでポチってしまい、MorrisのW-50というギターを手に入れました。当時の価格で5万円のギターです。

 

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1979年から1980年のものです。シリアルが9から始まっているので、おそらく79年製造の80年販売。公式には、シリアルナンバーでの判別はできないようです。

 

ヘッドにはTFのロゴが入っています。当時、WシリーズでTFのロゴが入っているものは、すこしだけグレードが高めで、オールハンドメイドでした。中級〜上級をターゲットにしていたようですが、このモデルはTFの中でも一番下のグレードです。

 

ボディは全て合板です。W-50でも、すこし前の年代の一部の機種ではトップにスプルース単板を使用していたモデルもあるようですが、これはしっかり合板です。

サイドとバックはハカランダの合板。ハカランダと言われても、それほど派手な柄でもなく、多少木目がうねっているかなぁと感じるくらいです。

所詮合板なので、過度な期待は禁物です。

バックは3ピースです。

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中央のチェスナット(くるみだっけ?)はとても綺麗なトラ目です。今ではなかなかお目にかかれませんね。

 

冒頭で出しましたが、ヘッドは縦ロゴ。

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この時代は、日本のあらゆるメーカーがマーチンやギブソンをコピーしていましたね。

ペグも全てオリジナルで、Morrisのロゴ入りです。

 

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動きも問題ないですね。

 

指板はローズウッドに、アヴァロン貝のヘキサゴンインレイ。

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すごく綺麗。ローズウッドも最近の指板の材よりよっぽど上質です。

(以前愛用していたギブソンレスポールの指板に比べても、とても目が詰まっていて色の綺麗なローズウッドです)

まぁ、私の中でモーリスのアコギは指板を染めている疑惑があるのですが…

それは置いときまして。

 

届いた直後は、弦高高すぎてこれは無理!!って感じでした。当時のギターって、結構弦高が高めに設定されていて、買ってから自分の好みに調節するようになっていたのではと思います。

 

ネックは微妙に順反り。ボディの膨らみも少ない。とてもいい感じです。

これなら、ナットとサドル高だけで調整出来そうです。

 

まずはナットの調整。

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プラスチックナットです。普通は、溝切りしながら一本ずつ弦高を調整します。

ただ、それは非常に面倒なので、ナット自体を削って弦高を下げました。これは、失敗できない繊細な作業。しかも、ナットの土台が斜めなので、角度を調節しながら削りました。

ナットの高さ調整は、2フレットのブリッジ側を押さえて、1フレット目を押さえた時に微妙にカチカチ鳴るくらい。

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これは成功です。6弦側も1弦側も絶妙な、クリアランス。

この方法ではなくて、単純に1フレットでの弦高を見る場合もあるみたいです。

0.6ミリ位が適正な弦高なんだそうです。ただ、今回はナット高の前にサドル高が高すぎるので、その方法は使いませんでした。

 

ナット高さが決まったら、続いてサドル高の調整です。

サドルも、紙やすりで底面をひたすら削ります。

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何回も外して削ってチューニングして弦高をみての繰り返し。

上は最終的なサドルです。

まだ多少高さに余裕があると思います。

 

最終的な弦高は、1弦側2.2ミリ。6弦側2.6ミリくらいでしょうか。

とてもいい感じに仕上がったと思います。

 

肝心の音なんですが…

 

まぁ、合板の音ですね。それでも、昔自分が使ってたMorrisのM-400と比べると、バランスはいいし、音量もあるし、とても綺麗になってくれてる気がします。均整がとれてます。

 

弦はマーチンのフォスファー弦にしました。ライトゲージです。

昔はミディアム派だった自分ですが、一度ミディアム張ってみたら固すぎて弾けませんでした。

 

さて、今回はW-50の紹介でした。国産のしっかりした造りの名機で、まだまだいい個体が出回っています。私の大好きなドレッドノートタイプ。

決してインターネットオークションで購入することはオススメしませんが、2万円台で手に入るギターとしてはとても当たりだったと思います。

いい家族が手に入りました。

 

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次は単板のギターを目指します(笑)